ジャンプダイエットで痩せない原因は?1日の回数と時間が少ないから

ジャンプダイエットと言っても、いくつかの種類があり、「ゆるジャンプダイエット」で痩せるのは難しいですが、「縄跳びジャンプダイエット」なら痩せます。

一般的に、1㎏の脂肪を燃焼するには、およそ7,200kcal必要といわれます。

ジャンプ運動は有酸素運動で、始めは数回跳ぶだけで、ふくらはぎが痛くなり息が上がります。が、思ったほどカロリー消費につながりません。

ですが、縄跳びを1日30分・1か月継続すれば、運動だけで1㎏は減量できる計算になります。

以下の記事で、「ジャンプダイエットで痩せない原因」と「効果的なジャンプダイエット」の方法を解説します。

ゆるジャンプダイエットで痩せない理由

「ゆるジャンプダイエット」とは、1回1分で100回を目標に、朝昼夕の食後1時間以内に運動するもの。

ゆっくりとしたペースで、軽いジャンプを行う低強度の運動のため、ダイエット効果はあまり期待できません。

消費されるカロリー量は、 1分間のジャンプで約10〜15kcal程度、1日3回やっても30~45kcal、これだけでは1㎏l痩せるのに半年前後かかります。

食事制限が必要

ダイエットするには、単に運動するだけでなく、食事管理も必要です。運動したことに満足して食事に注意しないと、消費カロリーを簡単に上回ることになります。

「1分、ゆるジャンプ・ダイエット」の著者の方も、ジャンプと併行して食事にも気をつけたことでダイエットに成功しています。

ゆるジャンプを推奨するのは、愛媛大学医学部附属病院の宇賀瀬道也先生。

当時50代前半のころ、自分が思っている以上に体力・筋力が衰えてることに気づき、試行錯誤の結果、朝昼夕に1分ずつ100回のジャンプを日課にしたそうです。

と同時に、食事にも気をつけるようになり、身長174㎝・体重82~83㎏あった体重が、1年で10㎏減量し現在も体重をキープしているとのこと。

つまり、ゆるジャンプダイエットで痩せるためには、食事制限と1年という年月が必要で、短期間で体重が減ることはありません。

ゆるジャンプはこんな方におすすめ

ゆるジャンプは、足が床から少し離れる程度のジャンプなので、運動が苦手な人、運動に慣れていない初心者、高齢者の方におすすめです。

ジャンプすると、下半身の筋肉が使われので、運動不足が解消されます。また、ジャンプの着地で衝撃を受けることで、骨芽細胞を刺激して骨が丈夫になり、骨粗しょう症の予防に役立ちます。

また、ジャンプと着地を繰り返すことで、バランス力が鍛えられ、転倒予防につながるため、高齢の方にもおすすめ。

ゆるジャンプは、短期間でのダイエットは期待できませんが、毎日の生活に取り入れることで、運動不足を解消し、生活習慣を見直す良いきっかけとなるでしょう。

縄跳びジャンプダイエットは痩せる

縄跳びを使ったジャンプ運動は、カロリー消費が高く、心肺機能の向上や筋力アップにも効果的なので、運動経験がある程度ある人や、よりアクティブなダイエット方法を求める人に向いてます。

消費カロリー

一般的な成人が30分間縄跳びを行うと、平均で200~300キロカロリー以上を消費すると言われています。

冒頭で述べたように、1㎏の脂肪を燃焼するには、およそ7,200kcal必要ですが、縄跳びジャンプなら1日30分を1か月継続すれば、1㎏の減量が可能です。

縄跳びジャンプは、腕を使って縄を回す動作と、脚を使って跳ぶ動作が組み合わさっており、これにより複数の大きな筋肉群が同時に働き、短時間で効果的にカロリーを消費します。

縄跳びによる高いカロリー消費は、体内の脂肪燃焼を促し、結果として体重減少につながります。

また、縄跳びジャンプを繰り返すことから、特に下半身の筋肉群に大きな負荷をかけ、太ももの前面・裏面、ふくらはぎ、お尻の筋肉などが強化されます。

筋肉量が増えると、体の基礎代謝が上昇し、休息時でもより多くのカロリーを消費することになり、その結果痩せやすい体質へと変化します。

縄跳びはバランス感覚と柔軟性を高める効果もあり、これにより日常生活での活動効率が良くなり、より多くのカロリーを消費するようになります。

ですが、ダイエット効果を期待するには、1日30分の縄跳びを毎日続けることが必要で、同時に食事管理も必要です。

食事管理も必須

運動をしたご褒美やお腹が空いたからといって、好きなものを好きなだけ食べていては、当然痩せませんね。

でも、どうしても運動後にお腹が空いたときは、定番のプロテインがおすすめです。

プロテインに含まれるたんぱく質は、筋肉を作り疲れを回復するのにも役立ちます。また、腹持ちもよいので、運動とセットにするとより効果的です。

\おすすめのプロテイン/


エア縄跳びもおすすめ

縄跳びダイエットが難しく感じられる場合、エア縄跳びへの切り替えを検討してみてください。

エア縄跳びは、実際の縄を使わずに縄跳びの動作をするエクササイズで、足に縄が絡まることなく、スムーズにジャンプを続けることができます。これにより、運動中のストレスが減り、より長く、快適にトレーニングを行うことが可能です。

エア縄跳びの最大のメリットは、場所を選ばずにいつでもどこでも実践できることです。

室内でも屋外でも、限られたスペースで簡単に行えるため、日々の生活に気軽に取り入れられます。また、縄がないため、通常の縄跳びに比べて足への負担も少なく、運動が苦手な方や運動初心者でも安心して始めることができます。

縄跳びに比べるとエア縄跳びでのカロリー消費は少なくなるかもしれませんが、運動習慣を身につける第一歩として、または縄跳びが苦手な方にとっては、エア縄跳びは効果的な選択肢です。

特に女性や運動初心者の方々には、エア縄跳びを通じて無理なく運動を楽しむことができます。




まとめ

ジャンプダイエットには、「ゆるジャンプ」「縄跳びジャンプ」「エア縄跳びジャンプ」などの種類があります。

この中でも、ゆるジャンプダイエットは、1日に跳ぶ回数と時間が少ないため、この運動だけでダイエット効果は期待できません。

ですが縄跳びジャンプダイエットなら、1日に30分ジャンプするだけで1か月で1㎏の減量が可能です。

また、縄跳びが難しい方は、エア縄跳びがおすすめ。消費カロリーは下がりますが、どこでもできるので、無理なく続けることができそうですよ。

運動不足が気になる方は、まず「ゆるジャンプ」から始めて、エア縄跳びから通常の縄跳びへと、徐々に運動量を増やしてみるのはいかがでしょうか?


タイトルとURLをコピーしました