ゆるジャンプダイエットは、1日3回、1分間に100回ジャンプするだけの簡単なエクササイ。仕事や外出で昼間できなければ、夜にまとめて行うことも可能なので、忙しい方・運動が苦手な方にも無理なく続けられそうですね。
【ダイエットとは?】
本来の意味は、健康な体のために摂取カロリーと消費カロリーを調整し、健康を維持できる適正体重にすること。なので、適正体重より痩せてる人が体重を増やすことも、「ダイエット」といえます。
ゆるジャンプダイエット・やるタイミング
ゆるジャンプダイエットのタイミングは、基本的に朝・昼・晩の食後1時間以内に実践することが推奨されています。
しかし、仕事や外出などで昼間にジャンプする時間がない場合は、夜に2回分をまとめてやってもOK。
時間と回数
ゆるジャンプダイエットでは、1回あたり100回が目標。
しかし、最初からこの回数を目指すのではなく、自分の体調や体力に合わせて、少しずつ増やしていくことが大切です。
無理をせず自分のペースで行う、つまり、回数より継続することがゆるジャンプダイエットのポイントとなります。
ゆるジャンプのやり方
まずは準備運動から始めます。
- 手首と足首をゆっくり20回ほど回す
ブラブラするだけでもOK - 膝を曲げ10回程度、屈伸運動をする
膝は90度程度にするか、モモ裏とふくらはぎがくっつくまで曲げる
【ゆるジャンプンのやり方】
- 両手足の力を抜き背筋を伸ばす
目線は前 - かかとが床から少し離れる程度にジャンプ
着地は膝を軽く曲げる
朝起きてすぐ運動するのは危険?
朝は忙しいため、起きてすぐに始めたいと考える方もいるかもしれませんが、結論として、あまりお勧めはできません。その理由は以下の通り。
- エネルギー不足:朝は基本的に体がエネルギー不足の状態のため、起きてすぐに運動をすると、体はエネルギー消費を抑えてしまい、結果的にダイエット効果が低下する可能性があります。
- 体への負担:朝起きてすぐの運動は、背骨に負担がかかり、ケガにつながる可能性があります。特にゆるジャンプダイエットは、ジャンプ動作を含むため、関節への負担が大きいからです。
無理せず、自分の体調を考慮しながら、適切なタイミングで行うことが大切です。
ゆるジャンプの効果
ゆるジャンプは1度に100回、1日3回、合計で1日300回のジャンプを、コツコツ続けることで効果が期待できます。
【筋力アップ・基礎代謝アップ】
ジャンプすることで筋肉が鍛えられ、基礎代謝(何もしていない安静時に消費されるカロリー)が上がる
【脂肪燃焼】
有酸素運動に分類されるため、続けることで脂肪が燃焼
【むくみ解消】
ジャンプすることでふくらはぎの筋肉を伸縮させることができ、血液の循環が改善され、むくみが解消
【お腹や脚の引き締め】
ジャンプをするときにはお腹まわりにも力が入るため、下半身だけでなく腹筋を鍛えられ、ぽっこりお腹の解消にもつながる
また、脚の筋肉を鍛えることで、引き締まった脚になる効果も期待できる
【骨を強くする】
ジャンプすることで着地の衝撃が骨への刺激となり、骨が丈夫になって骨粗しょう症の予防になる
運動+食事が成功のカギ
ゆるジャンプダイエットとは、愛媛大学の伊賀瀬道也先生の個人的な体験がきっかけになっています。
50代前半、思ってる以上に体力・筋力が劣っていることを実感し、朝・昼・夕に1分ずつ100回程度のジャンプを日課として実行。
と同時に、食事にも気を配ることで、1年で10㎏のダイエットに成功。当時82~83㎏あった体重が、72~73㎏まで落ち(身長174㎝)、腹囲が5㎝細くなり現在も体重をキープしているそうです。
つまり、ぽっちゃりの人が、継続してゆるジャンプ運動を続け、食事にも気を配ることが、ダイエット成功のカギと言えます。
ゆるジャンプの注意点
ゆるジャンプは誰でも簡単にできる運動ですが、いくつかの注意点があります。
- 適切な場所で行う
コンクリートなど固い地面の上では行わないようにし、柔らかいマットの上などで行うと、関節への負担を軽減できます。 - ウォーミングアップ
ジャンプ前には軽い準備運動をして、筋肉や関節を温め、怪我のリスクを低減します。医師の意見を求める
膝や腰、股関節など関節を痛めている人や骨粗鬆症の人は悪化の可能性があるため、医師に相談してから行いましょう。
まとめ
ゆるジャンプダイエットは、朝・昼・夜の1日3回、1度に1分・100回を目標に、食後1時間以内に行うのが理想的ですが、個々のライフスタイルに合わせて変更してもOKです。
はじめる前には準備運動を行い、できる回数から始めましょう。
ゆるジャンプは有酸素運動になり、下半身の筋肉を鍛え、骨の健康にも役立ちますが、ダイエットとして捉えるなら、食事にも気を配ることで効果が期待できます。
バランスの良い食事はもちろんですが、特にたんぱく質を意識的に摂取すると、筋肉がつきやすくなり、基礎代謝量が増えダイエットにもなります。
たんぱく質は、肉類・魚介類・豆類・卵・乳製品などに多く含まれますが、足りないときは粉状のプロテインが便利です。
女性のためのえんどう豆プロテイン×乳酸菌 は、1食でおよそ10gのたんぱく質が摂取でき、腸内環境にも良い乳酸菌も含まれているので、ダイエットを検討されてる方におすすめのプロテインです。
ゆるジャンプは、短時間で運動が苦手な方でも、無理なく続けれらるのも魅力に一つです。